経営学への入り口として最適の1冊!
こんな人におススメです!
- 経営について学びたい社会人
- 経営学についてわかりやすい本を探している
著者は経営コンサルタントです
著者は三谷 宏治氏。東京大学卒業後、BCG、アクセンチュアで経営戦略コンサルタントとして活躍。MBA修了。虎ノ門大学院教授、早稲田大学ビジネススクールなどで教育の場にも転じている、経営学のスペシャリストです。
経営学の入門書としてはおススメ
経営についてわかりやすく学びたいな~
本書は「すべての働く人のための」というサブタイトルをつけた経営学についてのビジネス書です。
経営学の入門書という位置づけであり、経営全般について書かれており、内容は非常に読みやすい為、経営の入門書としておすすめの1冊です。
まず、経営について学ぶといってもジャンルが幅広く何から手を付けていいのかわからない事が多い。
筆者は経営学には6分野あると同著で伝えており
- 経営戦略
- マーケティング
- アカウンティング(会計)
- ファイナンス
- 人・組織
- オペレーション
の6分野を同著の中で伝えている。
実際の実例を挙げながら、(中にはなじみの企業も多数出てくる)読者を飽きさせない構成となっています。
経営の本というと内容が固い表現で書かれていて「とっつきにくい」と感じる方もいるかもしれませんが、かなり読みやすいです。
一通り読んだら興味が出たジャンルを深堀りする
経営学は幅広い分野なのでこの本1冊で「経営についてマスターした!」とはなりませんので興味がわいた分野があればそのジャンルに関係した別の本を読んで知識を深めると良いでしょう。
本書では章ごとにまとめのページがあるのですが、そこで著者がおススメする本を掲載されています。
例えば、マーケティングについて学びたいのであれば定番ではコトラーのマーケティングの本などですね。
経営についての興味が広がる1冊です
私自身としては職業柄、会計の本を読む機会が多いのですが、経営に対しての興味の幅が広がったと感じます。
また、この本だけでは経営についてマスターする事は難しいと思うので他の経営学書の橋渡し的な役割と割り切って読む方が良いでしょう。