ランニングでやせたい人におススメ
こんな人におススメです!
- ダイエット目的でランニングしている人
- 健康診断で減量の必要がある人
- ダイエットがなかなか続かない人
著者はフィジカルトレーナーです。
がんばって痩せたいっす
著者は中野ジェームズ修一氏。フィジカルトレーナーです。日本では数少ないメンタルとフィジカルの両面を指導できるトレーナーです。
減量するのに最適な方法は走る事
減量するのに最適な方法は有酸素運動です。これはもうかなり世間に浸透した情報なので、あえてこれについて解説する必要はないと考えますが、結局有酸素運動を継続する事が一番重要な事のように思います。
著者はフィジカルトレーナーでありながら、メンタル面の指導もできるトレーナーとあって走る事に後ろ向きだった人のやる気を出させて減量の指導をしていたようです。
そのエピソードを読んでいるだけでちょっと走ってみようという気になってきます。
本書の1章ではそんな走る事に対して抵抗のあった人の本音に回答しています。
ゆっくり長くで脂肪燃焼を
体を動かすと体がエネルギーを消費され、そのエネルギーは体内に蓄積された脂肪と糖質から消費されます。ウォーキングでもカロリーは消費されますが、歩くより少し速いくらいのスピードで走ると消費カロリーは2倍になるようです。
では、もっと速く走ればさらに消費カロリーが増えるのではと思いがちですがそうすると当然体が疲れるので長く走る事ができまませんし、さらには脂肪ではなく糖質ばかり使われる事になるので結果的にはゆっくり長く走る事が減量には最適なのです。
なのでLSD(ロングスローディスタンス)のようにゆっくり60分程度、会話ができるペースで走るのが効果的です。
ランニング+筋トレでさらに痩せやすく
本書の巻末ではランニングと合わせて行いたい、筋トレメニューも掲載されています。
スクワットなど下半身を強化するメニューがメインに構成されていますのでランニングとこのメニューをこなす事で自然と走力もついてくるでしょう。
各個人の体力に合わせてここのメニューを参考に長く走れる足づくりをすると良いでしょう。
現状より長く、速く走れるようになりランニングが楽しくなりますよ!
減量のお供にもってこいの1冊です
結局、減量に近道はなくコツコツと適度な運動を続ける事が一番の近道だと思います。
やはり継続する事が大事なのですが、その為のモチベーションを保てなくなってきた時は本書を読み返すと自然とやる気がわいてくると思います。
結果はすぐに出るものではなく、後からついてくるものだと思います。
走る事に対して、ちょっとやる気が出ない時などにおススメの1冊です。