肉体改造法「HIIT」について学ぶ本
こんな人におススメです!
- 運動不足を短時間で解消したい人
- 運動しないといけないがしんどいのは嫌な人
著者は医学部教授です
著者は医学部内科教授の川田浩志氏。主に運動を取り入れた健康医学の研究と啓発に努めおられる方で、特に本書で提唱されている「HIIT」を推奨する日本でも数少ない医師のひとり、との事です。
医師だけあって、本書の中でも多くのエビデンスを取り上げ「HIIT」の有効性について書かれています。
また、本書ではエクササイズ・インストラクターの福池和仁氏が監修されています。
まず、HIITとは何か?
効率よく痩せるにはどうすればいいのか・・
「HIIT」(ヒット)とは、「High Intensity Interval Training」の略で「高強度の運動と休息を短いスパンで交互に行うトレーニング法」の事です。
具体的なトレーニングは次のように
1.スクワットを20秒する→10秒休憩する
2.腹筋を20秒する→10秒休憩する
3.腕立てふせを20秒する→10秒休憩する
4.この一連の運動を3セット
みたいなイメージで筋トレメニューを一気にこなしていくイメージですかね。
このメニューはこの本を読んでから自分なりに考案した簡単なメニューですが、本書にはトレーナー監修のHIITメニューが載っていますので本書を読むのが一番だと思います。
上記のメニューは時間にして4分30秒で完了します。
このように超短時間で効果をあげる事ができるのが「HIIT」の特徴のひとつです。
HIITの効果が凄まじい
このように短時間で済ませる事ができるHIITなのですが、「これだけで効果あるの?」と疑問に感じる方もいらっしゃる事だと思います。
本書によると次のような効果があるようです。
- 体型が変わる
- アンチエイジング効果
- 血糖値が下がる
- 高血圧が改善する
- 脳細胞が増える などなど・・
と、他にもあるのですがこれだけでもなんかスゴイ効果ありますよね!
運動は体に良いものですが、特に効率よく行える「HIIT」は健康維持にも非常に効果がありそうですね。
一番の長所は続けやすさ
運動する上で一番重要な事はなんでしょうか。
私はいかに継続できるかが一番大事だと思います。
まず、運動が続けられない一番のパターンは
1.張り切って運動する→2.体が疲労しすぎて、次行うのが億劫になってくる→3.嫌なイメージが残っている為、続かない・・
といった感じでしょうか。
その点、「HIIT」ならば1日4分の運動を週2~3回程度行うだけで効果があると本書の中で説かれていますので、運動が続けられない人は本書を読んで「HIIT」を実践してみると良いでしょう。