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桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか?【日本の昔話で身につく税の基本】

昔話で税金の基本がわかる本です

こんな人におススメの1冊

  • 税金の基本を堅苦しくない感じで軽く学びたい人
  • 税金の基本を学びたい人

著者はライターと税理士

勉強中

著者はブログ出身のライターです。
ブロガーらしく読みやすいです。

著者は井上マサキ氏。ブログをきっかけにライターに転身した経歴をもっているようです。
確かにその文章はブログっぽさもあり、読みやすく親しみやすいです。
税金について学ぶ本ですが、この本はそんな「勉強してる感」が残らないようになっています。

もう一人の著者は税理士の高橋創氏。税理士というお堅い職業でありながらYOUTUBEやプロレスの「確定申告マッチ」など異色の税理士のようです。

そんなお二人がタッグを組んでこの本が出来たようです。
なので少し砕けた税金の本です。

なじみ深い昔話で税金の勉強ができる

この本では日本人にはおなじみの昔話が登場します。
登場する昔話は次の通り。

  • 桃太郎
  • 鶴の恩返し
  • わらしべ長者
  • ぶんぶく茶釜
  • うばすて山
  • かぐや姫
  • 浦島太郎

といった具合に誰もが一度は聞いた事がある昔話の登場人物が登場し、税金の相談をしに、税理士の高橋先生の元にやってきます。

この昔話の登場人物のキャラと税理士の高橋先生のやりとりで・・

  • 経費扱いになるかの考え方
  • 課税対象か非課税になるかの考え方
  • 譲渡所得について
  • 減価償却について
  • 相続についての基本ルール

など、このように書くと少し堅苦しく感じますが本書の中で分かりやすく解説されています。

税金の入門書としておススメ

やはり本書の一番の特徴はブログのように読みやすい文章でユーモアを交えながらも税金についてわかりやすく解説されている点だと感じました。

「税金について学びたいけど、堅苦しくない本がいい」

という人にはおススメの一冊でした。